▶ 川崎臨海部の企業の一部を紹介⑦

J&T環境株式会社

J&T環境は国内各地に拠点を有し、循環型社会に向けたさまざまな取組を進めています。

川崎市に本社があり、川崎区水江町と扇町の工場では、家電リサイクル、プラスチックリサイクル及び廃棄物の処理中に発生したエネルギーを電力に変えて供給する事業を行っています。

▶ 水江町

家電リサイクル工場では、廃棄されたエアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機を破砕・選別し、鉄・アルミ・銅などの素材として分別・回収を行っています。分別・回収した素材は有用な資源としてリサイクルされています。

川崎ペットボトルリサイクル工場では、自動販売機等で回収された使用済みペットボトルの異物除去や洗浄処理を行い、再生ペットボトル原料を製造しています。

この再生ペットボトル原料から新しいペットボトルがつくられます。原油からペットボトルを生産する工程と比較すると、CO2排出量が63%削減されています。

家電リサイクル工場

使った後のペットボトルがペットボトルに生まれ変わるまで

ペットボトルのリサイクル循環図

▶ 扇町

汚泥・廃油・廃プラスチック類の他、処理の難しい感染性医療廃棄物も処理可能な焼却炉があり、発生した熱エネルギーで発電をし、サーマルリサイクルを実現しています。

発電機能を備えた焼却施設
<参考>
川崎臨海部の企業の
一部を紹介!