③ 統計や数字で見る川崎臨海部

▶ 製造品出荷額

工場で製造したものを出荷した金額を「製造品出荷額」といいます。川崎区(ほぼ川崎臨海部の工場)の製造品出荷額等は約2兆5,877億円です。川崎市全体では約3兆4,113億円ですので、川崎臨海部は、その金額のうちの約76%を占めています。

川崎市は工業都市と言われていますが、川崎臨海部は、工業都市川崎の中心と言えます。また、川崎市は、全国の大都市21都市との比較で、「従業者一人当たり製造品出荷額等」が第1位です。とても効率的にものづくりをしている、生産性が高い工場が多いといえます。

製造出荷額等の円グラフ
本市の製造品出荷額等

3兆4,113億円

製造品出荷等の表
一人当たり製造品出荷額等
21大都市(政令指定都市及び東京都区部)比較
参考:総務省統計局「令和3年経済センサス–活動調査」及び
川崎市総務企画局都市政策部統計情報課「川崎市の経済-令和3年経済センサス–活動調査結果(製造業編)-」より

▶ 企業が納めている税金

川崎臨海部に立地している企業が令和4年度に川崎市に納めた税金(法人税収)は、年間約408億円で、川崎市の全世帯のごみ収集・処理に係る費用の約3年分とほぼ同じ金額です。

令和四年度 川崎臨海部に立地している企業が川崎市に納めた税金 約408億円 = 川崎市の全世帯「約76万世帯分」のごみ、資源物の収集処理に要する経費 3年分と同じくらい(令和4年度予算額 約139億円)
川崎臨海部の写真
これらの統計から、川崎臨海部が川崎市の産業の中心であること、国内で最も生産性の高い産業エリアであること、立地している企業が納めている税金は、教育や福祉などの市民サービス向上に貢献していることなどがわかります。
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