▶ キングスカイフロントの研究機関の一部を紹介②
![顕微鏡を使う研究者](img/page03/ciea1-01.png)
![話し合う研究者](img/page03/ciea1-02.png)
![顕微鏡を使う研究者](img/page03/ciea1-03.png)
公益財団法人実中研 (以下、実中研 )は医療 や生命科学のための研究開発を行う研究所で、2011年に宮前区野川 から川崎区殿町 のキングスカイフロントに引っこしてきました。どのような研究所なのかはこちら(https://deep-tech.city.kawasaki.jp/column-09.html)で紹介 しています。動画はこちら(https://www.youtube.com/watch?v=omlowUyJRH0)です。
野村 龍太 (理事長 )
![野村 龍太(理事長)](img/page03/ciea01.png)
![イラスト](img/page03/ciea-illust01.png)
キングスカイフロントネットワーク協議会 の会長でもある野村 龍太 理事長 が、どのような子ども時代を過ごし、実中研 で「日本発の世界標準 システム」を作り上げてきたのか、また、キングスカイフロントを「日本トップクラスのサイエンス拠点 」に発展 させるために力を尽 くしてきたのか、こちら(https://deep-tech.city.kawasaki.jp/column-10.html)で紹介 しています。
中畑 龍俊 (研究者、医師)
![中畑 龍俊(研究者、医師)](img/page03/ciea02.png)
![イラスト](img/page03/ciea-illust02.png)
中畑 龍俊 先生は、お母さんと赤ちゃんを結ぶへそのおの中に、「造血幹細胞 」という“血液 をつくる細胞 ”があることを世界で初めて発見しました。
白血病 という病気を知っていますか?白血病の患者さんは血液 を正常 につくることができないため、健康な人から「造血幹細胞 」を分けてもらう必要があります。中畑 先生は、赤ちゃんが産まれると、一部すてられてしまっていた「へそのお」を活用することで、白血病 など治すのがとても難しいと言われてきた病気の新しい治療方法 を考え出し、新しい医学の道を開たくしました。この発見と治療法 のおかげで、これまで多くの患者 さんが病気をこくふくしています。
佐々木 えりか(研究者)
![佐々木 えりか(研究者)](img/page03/ciea03.png)
![イラスト](img/page03/ciea-illust03.png)
佐々木 えりか先生は、世界で初めてサル(ヒト以外の霊長類 )の遺伝子改変 に成功しました。ヒトの病気の原因 を知ったり、治療方法 を発見するには、人間に身体のつくりが似ている「サル」を観察する必要があります。佐々木 先生は、コモンマーモセットというブラジルにすむサルを対象 にし、人間の健康のための研究をする第一人者 です。アメリカやヨーロッパ、アジアなど世界中で講演 をしたり、海外の研究者と一緒 に研究し、技術 を教えたりしています。
伊藤 亮治 (研究者)
![伊藤 亮治(研究者)](img/page03/ciea04.png)
![イラスト](img/page03/ciea-illust04.png)
伊藤 亮治 先生は、アレルギーの研究をしています。アレルギーとは、食べ物や植物、ホコリなどに対して、体がびん感に反応 してしまう状態 のことで、アレルギーに触 れたり食べたりすると、くしゃみや鼻水、かゆみが出ることがあります。例えば、花粉症 や食物アレルギー、動物アレルギーなどさまざまなアレルギーが知られています。
伊藤 先生は、大学の先生や製薬会社 (新しい薬を作り出す会社)などといっしょに、アレルギーがどうして起こるのか、どうしたら起こらなくなるかなどの研究をしています。
花澤 麻美 (研究者、獣医師 )
![花澤 麻美(研究者、獣医師)](img/page03/ciea05.png)
![イラスト](img/page03/ciea-illust05.png)
花澤 麻美 先生は、免疫 の研究をしています。免疫 とは、私たちの体がウイルスや細菌 などの病原体 から身を守るシステムのことを言います。
赤ちゃんの頃は、免疫 の力が弱く、熱をだしたり風邪 をひきやすいですが、成長するにつれて感染症 にかかりづらい体になります。これは、私たちの体が、日々、いろいろな病原体 にふれる中で、免疫 の力を強めているからです。
花澤 先生は、他の研究者と協力し合いながら、免疫 がどのようなしくみで働いているかなどの研究をしています。そして、時には獣医師 として、また、家ではお母さんとして、仕事に子育てに日々活躍 しています。
小牧 裕司 (研究者、診療放射線技師 )
![小牧 裕司(研究者、診療放射線技師)](img/page03/ciea06.png)
![イラスト](img/page03/ciea-illust06.png)
小牧 裕司 先生は、MRI やCT を使って、体の中のしくみや病気の状態 、治療 の効果 などを調べています。また、私たちの脳 が成長と共に発達し、その後老化していく様子を研究しています。
病院にあるMRI やCT という機械は、体を傷つけることなく、ただ静かに寝ているだけで、体の中を観察できます。 小牧 先生は、MRI やCT の専門家 の立ち場から、大学の先生や製薬会社 と研究を進めたり、アドバイスをしたりしています。
![顕微鏡を使う子供たちの様子](img/page03/ciea2-01.png)
![コップに液体を注ぐ子供たち](img/page03/ciea2-02.png)
![真剣に取り組む子供](img/page03/ciea2-03.png)
実中研 で行っている科学体験イベントの様子
研究機関の一部を紹介 !
- ナノ医療 イノベーションセンター(iCONM )
- 公益財団法人実中研