▶ 川崎臨海部の企業の一部を紹介( しょうかい )

味の( もと ) 株式会社( かぶしきがいしゃ )

▶ おいしく食べて健康づくり

「うま味」を発見した池田菊苗博士( いけだきくなえはかせ ) と事業家の鈴木三郎助( すずきさぶろうすけ ) は、1909年に世界で初めてうまみ調味料「味の( もと ) Ⓡ」を製品( せいひん ) 化しました。創業( そうぎょう ) 以来「アミノ( さん ) 」の働きを活用し、美味しさと健康の両立を追求し続けています。

「うま味」の発見から見出した「アミノ( さん ) 」の可能性( かのうせい ) をさらに探求( たんきゅう ) し、食品・医薬・電子材料・化粧品( けしょうひん ) などの多岐にわたる事業活動を行っています。世界24の国・地域( ちいき ) に工場を展開( てんかい ) し、34の国・地域( ちいき ) 拠点( きょてん ) を置き、商品を販売( はんばい ) している国・地域( ちいき ) は130以上です。

味の素 池田菊苗博士と鈴木三郎助
味の素 食品の写真
味の素 電子材料・化粧品の写真

▶ 川崎事業所

川崎事業所は、味の( もと ) グループで一番歴史( れきし ) の長い工場で、1914年に操業( そうぎょう ) を開始しました。

多種多様な製品( せいひん ) 製造( せいぞう ) する他、研究・開発、物流などの機能( きのう ) ( そな ) わっています。また、味の( もと ) に関連するグループ会社が立地し、川崎から世界各地へ、技術( ぎじゅつ ) 情報( じょうほう ) を発信しています。なお、事業所がある「鈴木町( すずきちょう ) 」の地名は創業者( そうぎょうしゃ ) の名前である鈴木三郎助( すずきさぶろうすけ ) に由来しています。

川崎事業所で生産している商品紹介
川崎事業所概要写真

▶ 研究機能( きのう )

アミノ( さん ) 関連の新素材( そざい ) 用途( ようと ) 開発を研究する『バイオ・ファイン研究所』と、食の全てを科学する『食品研究所』の2つの研究所が新たな技術( ぎじゅつ ) 開発を行っています。

2018年には、外部企業( きぎょう ) やスタートアップ、アカデミアとの共同研究・共同開発を推進( すいしん ) するオープンイノベーションの拠点( きょてん ) 『クライアント・イノベーション・センター』を設立( せつりつ ) 、2021年には、これまで点在( てんざい ) していたグループ会社の研究開発部門を川崎事業所内に集積し、味の( もと ) グループの技術融合( ぎじゅつゆうごう ) の強化を図っています。

味の素 研究所
味の素 研究所
味の素 研究所

▶  地域( ちいき ) との取組み

川崎事業所は、工場近辺に駅や商業施設( しせつ ) といった人の集まる場所に隣接( りんせつ ) しています。また、周辺には住居が多く近隣にお住まいの方と日々( ) れ合う「都市型( としがた ) 工場」となっています。

近隣( きんりん ) にお住いの方々を敷地( しきち ) 内に招待( しょうたい ) するイベント「あじ祭り」を年1回開催( かいさい ) するほか、川崎区の公立中学校への出前授業( じゅぎょう ) 多摩川( たまがわ ) への環境配慮( かんきょうはいりょ ) の取り組みなど 地域( ちいき ) に根差した活動を継続( けいぞく ) 的に行っています。また、事業所内の味の( もと ) グループうま味体験館では、味の( もと ) グループの歴史( れきし ) や「味の( もと ) ®」の作り方を学ぶことができます。予約( せい ) の工場見学もあり、カップスープやほんだし®の製造工程( せいぞうこうてい ) を学ぶことができます。

あじ祭り
味の素うま味体験館 (鈴木町駅直結)
<参考>
味の( もと ) 株式会社( かぶしきがいしゃ )
https://www.ajinomoto.co.jp/
味の( もと ) KKの工場見学
https://www.ajinomoto.co.jp/kfb/kengaku/kawasaki/

▶ SDGsの取組み

SDGs 7 12 14

資源( しげん ) 有効( ゆうこう ) 活用

生産に使う水の使用量を最小限( さいしょうげん ) にし、節水しています。

工場から排出( はいしゅつ ) される排水( はいすい ) 多摩川( たまがわ ) 排出( はいしゅつ ) する( さい ) は、 多摩川( たまがわ ) と同等以上の綺麗( きれい ) な水にして排出( はいしゅつ ) しています。

工場内で使う電気は100%自家発電し、余剰( よじょう ) 分は東京電力に供給( きょうきゅう ) しています。

味の素KK川崎工場排水処理設備

プラスチックのリサイクル

味の( もと ) グループでは、有効( ゆうこう ) 利用されずに 環境( かんきょう ) に流出するプラスチックを2030年度までにゼロにすることを目標に( かか ) げています。2023年から( よご ) れのないストレッチフィルムを集め、( ふたた ) び同じ種類の 製品( せいひん ) に生まれ変わらせる「水平リサイクル」の取り組みを開始しました。

事業所で排出( はいしゅつ ) されるペットボトルは、分別回収( かいしゅう ) 圧縮( あっしゅく ) 搬出( はんしゅつ ) しリサイクルしています。原料梱包( こんぽう ) で事業所に入る包材などのプラスチックも分別回収( かいしゅう ) し、リサイクルしています。

分別回収したペットボトルを圧縮して輸送し、輸送時のCO2排出量も削減

フードロス削減( さくげん ) に向けた取組(社員食堂( しょくどう )

社員食堂( しょくどう ) で残ってしまう白米の量を削減( さくげん ) するため、事業所内にいる人の数から白米の炊飯( すいはん ) 量を調整しています。また。どうしても出てしまった残白米は、飼料( しりょう ) として活用しています。

工場で発生した端数( はすう ) 品(ケースに入りきらず出荷ができなかったもの)を社員食堂( しょくどう ) で活用したり、植物ベースの食事を提供( ていきょう ) する等の試みで、従業員( じゅうぎょういん ) 環境( かんきょう ) 意識( いしき ) 向上に努めています。

社員食堂での植物ベースのメニュー提供を通じた環境保護への意識向上

かわさきSDGsゴールドパートナー

2024年10月、川崎事業所の活動をまとめ、製造( せいぞう ) 業としての「つくる責任( せきにん ) ・つかう責任( せきにん ) 地域( ちいき ) 社会との共生・ 共創( きょうそう ) による循環型( じゅんかんがた ) 社会の実現( じつげん ) の取組として、経営( けいえい ) 部門 最優秀賞( さいゆうしゅうしょう ) 受賞( じゅしょう ) しました。

<参考>
川崎市 かわさきSDGs大賞( たいしょう ) 2024
https://www.city.kawasaki.jp/170/page/0000169954.html
川崎臨海部の企業の
一部を紹介( しょうかい )