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旭化成株式会社( あさひかせいかぶしきがいしゃ ) 川崎製造所( かわさきせいぞうしょ )

旭化成( あさひかせい ) は、日本で大きな化学( かがく ) メーカーのひとつです。素材( そざい ) 住宅( じゅうたく ) 医薬( いやく ) 医療( いりょう ) の分野でビジネスをしています。

川崎製造所( かわさきせいぞうしょ ) は1957年に始まりました。旭化成( あさひかせい ) グループの工場は世界中にありますが、その中でも重要な工場のひとつです。塩浜地区( しおはまちく ) 浮島地区( うきしまちく ) 千葉工場( ちばこうじょう ) の3つの場所からなります。

川崎製造所( かわさきせいぞうしょ ) では、世界的にすぐれた化学製品( かがくせいひん ) を作っています。例えば、タイヤの材料になる「合成ゴム」や、食塩水から電気分解( でんきぶんかい ) 塩素( えんそ ) 苛性( かせい ) ソーダを作る「イオン交換膜( こうかんまく ) 」(たくさんの国で使われています)、接着剤( せっちゃくざい ) に使われる「SBラテックス」、車のテールランプの材料になる「アクリル」などがあります。

川崎製造所( かわさきせいぞうしょ ) の大きな特長は、工場内で製造部門( せいぞうぶもん ) 研究部門( けんきゅうぶもん ) が協力して、製品( せいひん ) 設計( せっけい ) 、開発、技術( ぎじゅつ ) サポートまで行っていることです。

工場の写真
工場の写真
旭化成
旭化成株式会社(川崎製造所)

2019年にノーベル化学賞( かがくしょう ) 受賞( じゅしょう )

2019年にノーベル化学賞( かがくしょう ) 受賞( じゅしょう ) した吉野彰(よしの あきら)さんは、長年にわたり川崎製造所( かわさきせいぞうしょ ) で研究をしていました。

吉野さんは、くり返し充電( じゅうでん ) できる「リチウムイオン電池( でんち ) 」を発明しました。

リチウムイオン電池( でんち ) は、スマートフォンやノートパソコンなど、私たちの生活に欠かすことのできない電子機器( でんしきき ) に数多く使用されています。電気自動車やちく電池( でんち ) といったエネルギーや環境( かんきょう ) の分野でも活用が広がっています。

吉野彰(よしの あきら)氏

水素( すいそ ) を作るための特別な装置( そうち ) 設置( せっち )

2024年には、水素( すいそ ) を作るための特別な装置( そうち ) 設置( せっち ) しました。その装置( そうち ) は、アルカリ水電解( みずでんかい ) システムと呼ばれています。

水素( すいそ ) は、将来のエネルギーとしてとても大切なものと考えられています。だからこそ、この装置( そうち ) を大きくする技術( ぎじゅつ ) や、再生可能( さいせいかのう ) エネルギーから作る水素( すいそ ) を電気として使う技術( ぎじゅつ ) 開発( かいはつ ) しています。

アルカリ水電解システムの試験設備

大人気ゲームとのコラボイベント

国内外で大人気のゲーム「FINAL FANTASY VII REMAKE」(ファイナルファンタジーセブンリメイク)と川崎の工場夜景( こうじょうやけい ) のコラボイベントでは、旭化成( あさひかせい ) 川崎製造所( かわさきせいぞうしょ ) 夜景( やけい ) がイメージ画像( がぞう ) として使用されました。

FF7とのコラボ写真
<参考>
旭化成株式会社HP
https://www.asahi-kasei.com/jp/
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