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川崎バイオマス発電株式会社( かぶしきがいしゃ )

川崎バイオマス発電は、これまでは焼きゃく処分( しょぶん ) されていた建築工事( けんちくこうじ ) などで発生するはい材(木質( もくしつ ) チップ)を木質( もくしつ ) バイオマス燃料( ねんりょう ) 加工( かこう ) したものを( ) やして発電しています。エネルギーの地産地消( ちさんちしょう ) に取り組んでいます。

「バイオマス」とは、生物から生まれた化石燃料( かせきねんりょう ) 以外の資源( しげん ) のことです。

川崎市内や近りんの都市で発生した建築( けんちく ) はい材、パレットや切った枝から作られた木質燃料( もくしつねんりょう ) 、コーヒーかす、大豆かすなどをバイオマス燃料( ねんりょう ) としています。

2011年2月に運転を開始した国内で初めての都市に作られたバイオマス発電所で、燃料( ねんりょう ) ( ) やしたときに発生する大気汚染( たいきおせん ) 原因( げんいん ) となる窒素酸化物( ちっそさんかぶつ ) などを( ) らす装置( そうち ) ( そな ) えています。

バイオマス発電所
木質チップ

川崎バイオマス発電所で発電することで、化石燃料( かせきねんりょう ) を使って発電するのと比べて、年間およそ12万トンの二酸化炭素( にさんかたんそ ) (CO2)を( ) らすことができます。

植物から作られている木質( もくしつ ) バイオマス燃料( ねんりょう ) を発電所で燃焼( ねんしょう ) させると、二酸化炭素( にさんかたんそ ) (CO2)が排出( はいしゅつ ) されますが、この二酸化炭素( にさんかたんそ ) はもともと大気中から樹木( じゅもく ) 吸収( きゅうしゅう ) していた二酸化炭素( にさんかたんそ ) (CO2)が大気中にもどるだけなので、大気中の二酸化炭素( にさんかたんそ ) (CO2)が増えるものではありません。

この考え方を「カーボンニュートラル」と言います。

<参考>
川崎バイオマス発電HP
https://www.kawasaki-biomass.jp/
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